第2回 マインドヘルスとリスク管理

マインドヘルス

マインドヘルスは、心の健康状態(モチベーション等を含む)を意味しています。社会における安心や安全に対するニーズが高まる中、働く人のストレスも増しています。また、新型コロナウイルスの感染広がりに伴って導入が進んだ在宅勤務も、新たなストレスの要因となっています。

マインドヘルスの不調がもたらす問題

適度な緊張は、集中力、注意力、モチベーションの向上に繋がり、働く人のパフォーマンスを向上させます。しかし、逆に、過度な緊張は、集中力、注意力、モチベーションを大きく棄損させ、人材リスクやオペレーショナル・リスクを引き起こします。

(参考)ヤーキーズ・ドットソンの法則:適度な緊張状態(ストレス)は生産性を向上させるが、過度な緊張状態(ストレス)はマインドヘルスを悪化させ、生産性を低下させます。

想定されるリスク

人材リスク

退職・休職(absenteeism)、パフォーマンス低下(presenteeism)が想定されます。退職・休職は、サービス品質の低下、収益機会の逸失(機会損失)、人材関連コストの増加(求人等)に繋がります。パフォーマンス低下は、生産性の低下だけでなく、オペレーショナル・リスクにも繋がります。

オペレーショナル・リスク

事故、事務ミス、意図しない不正等が想定されます。事故は直接的な損失だけでなく、レピュテーションの毀損に繋がり、企業・組織の業績に大きな影響を与えます。事務ミスは、サービス品質や生産性の低下に繋がります。意図しない不正は、判断能力の低下を起因としますが、レピュテーションを毀損するだけでなく、当事者にも辛い結果となります。

(参考)ハインリッヒの法則では、「1件の重大事故の裏には、29件の軽微なアクシデントがあり、その裏には更に300件のヒヤリハットがある」とされています。つまり、重大事故を回避するためには、如何にヒヤリハットの件数を減らすのかが鍵となります。

マインドヘルスのケアはリスク管理である

上記「想定されるリスク」の通り、マインドヘルスの悪化は様々なリスクを惹起し、企業・組織の経営に大きく影響を与える可能性があります。従って、働く人のマインドヘルスのケアは、重要なリスク管理対象となります。

可視化でリスクの所在を明らかにする

可視化(定量化を含む)することで、リスクの所在を明らかにします。マインドヘルス計測システムは、マインドヘルスの状態を適時かつ低コストで可視化することができるため、有益なデータを得ることができます。自記式アンケートのような回答バイアスの問題がなく、回答作業という手間も存在しません。

(参考)回等バイアスとは、回答者が意識又は無意識に状況や状態の過大(過小)評価を行ってしまい、真の回答が得られない問題を意味します。

積極的なリスク管理はメリットが大きい

積極的なマインドヘルスのケアを行うことで、上記「想定されるリスク」にあるようなリスクを抑制することができます。リスクを抑制することで、従業員満足度・顧客満足度の向上、収益機会の増加、リスク対応コストが生じない、レビュテーションの向上が期待できます。

(参考)犯罪学では、「割れた窓を放置しておくと、他の窓も割られてしまう」という理論があります(割れ窓理論)。軽微なインシデントに対して誰も気に止めなくなると、職場モラルの低下につながり、やがて深刻なインシデントを誘発する虞があります。

会社概要

商号:リスク計測テクノロジーズ株式会社
URL:https://rimtech.co.jp/index.php/about-us/

本件に対するお問い合わせ先

当社Webサイトの「Contact us」よりお問い合わせください。
URL:https://rimtech.co.jp/index.php/inquires/

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