発話音声から睡眠不足を検知し交通事故を減らすリスク管理DX
リスク計測テクノロジーズ株式会社(本社:横浜市中区、代表取締役:岡崎貫治、以下「RimTech」)は、神奈川県が主催する「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」の「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」に採択されました。ジェネクスト株式会社と連携し、ポストコロナを見据えた新たな事業創出に向けて、「発話音声から睡眠不足を検知し交通事故を削減するリスク管理DX(以下、『本プロジェクト」)」の開発を進めています。
2022年10月から12月にかけて、横須賀市、小田原市、相模原市、厚木市、横浜市(実施順)のご協力の下、消防職員を対象に発話音声データの収集を行い、3000件の発話音声データを収集することが出来ました。さらに、眠たくなる可能性を予測する数理モデルの精度を向上させる観点で、有志の被験者から心拍数と発話音声を紐付けたデータの収集を行い、1000件の発話音声データと300万件の心拍数データを収集することが出来ました(2022年12月末時点)。
収集データ
- 発話音声データ 4000件(消防職員3000件、個人1000件(有志の被験者))
- 心拍数データ 300万件(有志の被験者)
今後の展開
今次収集したデータを基礎に、「眠たくなる可能性を予測する数理モデル」を構築し、アプリケーションへの実装を目指します。また、「眠たくなる可能性を予測する数理モデル」は、AI音声解析エンジン“Motivel”の一機能として、API等を通じて広く提供する予定です。
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